ピーリング化粧品の種類

ピーリング用化粧品

ピーリングには、化粧品によるものの他に、施術としてのピーリングがあり、主にグリコール酸(フルーツ酸)を使用して行われている。

 

ピーリング用化粧品の種類はいろいろあり、AHAピーリング、サリチル酸ピーリング、サリチル酸マクロゴールピーリング、TCAピーリングなどある。

 

自宅でできるピーリング化粧品というと、日本ではグリコール酸(フルーツ酸)によるケミカルピーリングが最も定評を得ている。

ピーリングの効果

ピーリングの効果は、日本人や韓国人、中国人などの黄色人種の肌質に対しては、大きすぎる場合があり、そのためにお肌にシミができてしまうときがある。

 

そのため、日本人には強いピーリングはあまり適さないと言われている。

 

リチル酸はピーリングに効果のある成分だが、これは有機化合物の一つで医薬品としては初めて合成されたものである。

 

グリコール酸によるピーリングではあまり肌を整えることがなかった人、ニキビの跡が特にひどい人や小ジワが多い人には、このリチル酸を使ったピーリングは効果を発揮する。

 

色素の多い日本人の場合には、低濃度のフルーツ酸を何回か重ねて塗布するケミカルピーリングの方法が最も適しているといわれている。

ピーリングジェルの使い方

ピーリングジェルは、夜のスキンケアに使用するのがベターである。

 

ピーリングジェルは使い始めの時は毎日か3日おきくらいに使用し、ある程度溜まった角質が落ち、肌を触ってみて変化が現れたら、数日おきに使用するのが良い。

 

ピーリングジェルでていねいに顔を洗った後は、やさしく水分をふき取りましょう。

 

タオルで拭くときには、ゴシゴシとふき取るのではなく、肌をいたわるようにしながら水分を押さえて拭くようにしよう。

 

ピーリング後はたっぷりの化粧水で水分を補充して、乳液やクリームで充分に保湿するといい。

ピーリング石鹸

ピーリング石鹸はジェルタイプのものと違い、使ったとき少しピリピリする場合があるので、いきなり全体に使って肌に負担をかけないように、まずは、あごやおでこなど皮膚の丈夫なところを使ってテストするといい。

 

ピーリング石鹸は、泡をしっかり作り、泡で肌の一部をなでるような洗い方をして、慣れてきたらだんだん範囲をひろげ、顔全体へと広げて洗うようにする。

 

角質が気になるところ、小鼻の周りなどは指を使ってマッサージした後、だいたい2〜3分くらい放置してから洗い流すといい。